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V.E.フランクルを読む(再実施)(4/19午前)

 昨年11/24に実施した「V.E.フランクルを読む」を以下の要領で再実施します。
 この日の午後、さらに詳しくフランクルの思想に迫るため、「V.E.フランクルの『生きる意味』」を実施します(後日、ご案内いたします)。できれば連続受講で理解を深めてください。  

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 第二次世界大戦終結、アウシュビッツ強制収容所等の解放から80年の今年(2025年)、セミナー「V.E.フランクルを読む」を実施します。
 V.E.フランクルは、1905年、ウイーンに生まれた精神科医です。ウイーン大学医学部卒業後、フロイト、その弟子であったアドラーに師事しますが、やがて決別し、「第3ウイーン学派」として「実存分析」を唱えていました。
 が、ユダヤ人であったため1942年テレージェンシュタット強制収容所に送られ、その後アウシュビッツ他いくつかの収容所を移りながら、生き延びました。
 世界的名著「夜と霧」には、収容所での過酷な生活がつぶさに描かれています。同時に、その中を気高く生き抜いたフランクルの姿も偲ばれます。
 戦後は、収容所での悲惨な体験、ホロコーストで最愛の妻・両親・兄たちを失った絶望から立ち上がり、独自の「ロゴセラピー(意味療法)」を展開しました。人生において起こるどんなことにも意味がある、「人生」の方から私たちに意味を問いかけている、と説きます 

 本セミナーでは、「夜と霧」「それでも人生にイエスと言う」などの著作を紹介し、フランクルの生涯をたどり、その思想に触れたいと思います。
 80年前の教訓が忘れられつつあるのか、ポピュリズム・排外主義
台頭で世界の分断が危惧される今、ご参加のみなさまとともに、世界の平和や人間の幸せについても考えてみたいと思います。
 また、私の2010年のアウシュビッツ訪問の印象についてもお話しできたらと思います。(2016年8月のカウンセラーブログにも書いていますので、よかったらご覧ください)

                  記

◆日 時   4/19(日)10:00~13:00  
◆場 所  心理面接室TAO
     (岡山市中区国富852 石原マンション302号 *HPで地図をご確認ください)
◆対 象  自己理解・他者理解を深めたい方 人生の意味について考えたい方
       (経験や専門性は不問です)
◆講 師  藤坂圭子(心理面接室TAO主宰)
◆定 員  10人 
◆参加費  3,300円(税込) 当日ご持参ください。
◆準 備  筆記用具のみご持参ください。
◆駐車場  お申込み先着1台のみ可とします。
◆お申込み 右のフォームからお申し込みください。https://form.run/@tao-seminar
◆お申し込み期限  11/17(金)