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V.E.フランクルの「生きる意味」(4/19午後)

 2025年11月24日に、「V.E.フランクルを読む」を実施し、名著「夜と霧」など読みながら、フランクルの生涯や思想の骨子をお伝えしました。ご参加のみなさまと、もう少し掘り下げて味わいたいということになり、第2弾「V.E.フランクルの『生きる意味』」を、下記の要領で実施いたします。
 午前には前回の「V.E.フランクルを読む」を再実施しますので、できれば連続受講で理解を深めてください。

 周知のとおり、フランクルはアウシュビッツ他のいくつかの収容所での凄まじい虐待生活を生き抜き、解放後は独自の「ロゴセラピー(意味療法)」を展開しました。これは収容所の体験を基に編み出されたのではありません。何と4歳から「生きる意味」を模索し始め、20歳代にはほぼ確立していた治療理論です。37歳からの収容所生活でその有効性を身をもって試すことになったわけです。
 収監以前に書き溜めていた原稿がアウシュビッツで奪われた後、高熱でうなされながらもメモを残し、解放後に一冊にまとめられました。「死と愛 ロゴセラピー入門」(原題:「医師による魂の癒し」)です。処女作にして集大成とも言える一編です。翌年に、「夜と霧」を出版し、フランクルの新たな人生の船出となりました。
 

 フランクルの思想は、かいつまんで「どんなときも、人生には意味がある」とされますが、その「意味」は単に自分のための意味ではありません。私たちは常に「人生」から「意味」が問いかけられている、どんな状況にあっても自分を超えた何かからの「意味」(「使命」とも言えます)を掴むことができれば、尊厳をもって生き、そして死んでいけるというわけです。そのためには「精神」「自己超越性」などがキーワードとなります。 本セミナーでは主に「死と愛」を読みながら、ご参加のみなさまと、フランクルの「生きる意味」に迫りたいと思います。
 

 フランクルの思想は、単なるポジティブ心理学とは違い、宗教的とも言える深みがあり、絶望の中にあっても生きる勇気を与えられます。とかく「生きる意味」を見失ってニヒリズムに陥りやすい現代、人間の可能性や尊厳を取り戻させてくれます。
 ご関心があれば、どうぞお気軽にお出でください。心理学の知識がなくても、対人援助などに携わっていなくても大丈夫です。毎回、和気藹々とした雰囲気の中で楽しんでいますので、ご安心ください。 



              記

◆日 時   4/19(日)14:00~17:00  
◆場 所  心理面接室TAO
     (岡山市中区国富852 石原マンション302号 *HPで地図をご確認ください)
◆対 象  自己理解・他者理解を深めたい方 人生の意味について考えたい方
       (経験や専門性は不問です)
◆講 師  藤坂圭子(心理面接室TAO主宰)
◆定 員  10人 
◆参加費  3,300円(税込) 当日ご持参ください。
◆準 備  筆記用具のみご持参ください。
◆駐車場  お申込み先着1台のみ可とします。
◆お申込み 右のフォームからお申し込みください。https://form.run/@tao-seminar
◆お申し込み期限  4/17(金)